【仲介プラン】問合せがない土地に建築プランを作成し旗竿地のデメリットを払拭。人気物件へ。
私たちが過去にご売却させていただきました物件の販売事例をご紹介させていただきます。
ご依頼時の売主様の状況
大手不動産業者でも長らく売れていないのはきっと土地の形が悪すぎるからだ、と、
ご相談いただいた際に開口一番に漏らしておりました。
そう、今回のお土地は敷地延長、いわゆる「旗竿地」をご売却したいオーナー様でした。
エリアとしては船橋市内でも主要駅が徒歩9分の好立地だったにもかかわらず、
見学に来る人皆に「土地の形が…。」といわれ、購入までに至りませんでした。
物件の状況
敷地延長(旗竿地)で一般的な住戸としては好まれない土地形状をしているにも関わらず、
その形状を生かせるような具体的な見せ方が出来ていなかったため売却ができない期間が
続いていたのではないかと仮説を立て、現地調査をしました。
旗竿地というだけではなく高低差もあり、もしかしたら崖条例にもかかってくるという
可能性がある状況でした。
<問題点1>
特殊な土地形状である場合、一般的な戸建を建築するために土地を購入するケースは少ない
<問題点2>
この土地をどのように使うのかが明確にされていないため、購入者の検討からは外れている
販売戦略
「建築プラン作成」+「仲介」をご提案させていただきました。
土地を販売する際に、土地をどのように活用するのかを建築プランを作成し見せるプラン。
それによって購入者に具体的な活用法を提示して土地購入後のイメージをしやすくしました。
戦略の概要
【プラン作成】
実際にその土地に建物を建てた場合のプランを作成。この土地の購入者の
ターゲットは投資家であったため、周辺の賃貸物件の家賃や想定利回りなどを調査して、
そちらも併せて掲載しました。
投資家にターゲットを絞ることから通常のポータルサイトに加え、
投資家専門のポータルサイトへ情報を掲載し、提案メールをお送りしたところ、
1日5件も内見が来るようなお祭り騒ぎに。
売却結果
特殊な土地形状から見て戸建建築向きではないこと、人気のエリアであることから、
「戸建」という考えを排除しアパートプランをいくつも作成して、
投資家の目に触れられるような具体的な活用プランを付けて販売したのが上手くいきました。
一般向けのポータルサイトに加え、投資家専用のポータルサイトなどの掲載を強化して
ターゲットからの集客が多く見込まれる場所で訴求を行った結果、
投資家からの反響が多数あり、そのうちの一人が購入されアパートを建築されることになりました。
敷地延長でも、小さくても、大きくても。色々なプランを入れて販売する事でご物件が生き返るんですね。