【買取】売れない理由は擁壁の造作費用。問題を明確にして売れた!
私たちが過去にご売却させていただきました物件の販売事例をご紹介させていただきます。
■所在地/ 船橋市エリア
■築年数/ 築50年
■間取り/ 4DK
■交通 / 最寄駅徒歩5分
ご依頼時の売主様の状況
当社に話をする2年程前まで大手不動産会社で販売を行なっていたが売れず。
会社を2回程変更したけれどそれでも売れなかったため、
大手不動産会社は預かっている物件も多いから、
放置されてしまっているのではないか?
というご不安を抱えている状態でした。
一級建築士事務所である当社であればもしかしたらという期待半分、
あきらめ半分の中でお預かりさせて頂いたという経緯です。
物件の状況
なんとか家を活かしたい気持ちはありましたが、
築年数が古く老朽化しており、建物のボリュームもあったため、
新築を建てた方が安く済むような状況でした。
また、役所に申請の出ていない擁壁があり造成費用がいくらかかるか不明で
個人の方が手を出すには難しい状態でした。
販売戦略
まず行ったことは、不明確な造成費用のお見積もりをとること。
また、並行して解体の見積もりを取ることにより、
まずは問題無く家が建てられる状態を明確化しました。
そして具体的に誰が購入してくれるかマーケティングした結果、
費用が明確化されたアパート用地としてだったら
ニーズがあるのではないかと仮説を立てました。
戦略の概要
具体的なマーケティングの結果として、駅が近い好立地ということはもちろんですが、
アパートが入る大きさと形状の敷地であるということ、
賃貸需要が見込めるエリア、
ということが分かったので、
「解体・造成費用込みの土地」ということで
仲介として打ち出しました。
売却結果
結果として、狙い通りアパート建設を行なう会社様に購入して頂けました。
整形地であれば建築コストの算出は簡単だけど、
解体・造成などが絡んでくると、現地での見積もりも必要の上、計算も複雑になるため、
総合的にいくら払えば良いのかが明確になっていたことが
購入の決め手になったということでした。
実際には解体・造成をしてから売ったわけではなく、
そのままの状態で価格を込みにしたプラン売りを行なっただけですが、
預ける会社を2回変更しても売れなかった物件が、
プランニングしたことによって売れたという結果でした。