【仲介プラン】誰が使ったらこの住宅は活きるのかを明確にしてその人に買ってもらう方法
私たちが過去にご売却させていただきました物件の販売事例をご紹介させていただきます。
ご依頼時の売主様の状況
◇所在地:松戸エリア
◇平成25年11月築(築浅)
◇木造2階建て
◇間取:4LDK
◇交通:最寄り駅よりバスで20分
売主様のご状況
弊社でお預かりする前は、新築で購入した時の大手不動産会社に物件を預けて販売活動を行っていました。
売主様は大手不動産業者へ売却の依頼をしたが1件の案内も無く、
物件の販売状況の報告がたまに来るくらいだった模様です。1件も案内が来てない状況で売れるのか?
不案内状況でした。弊社がお預かりするときも大手不動産業者でも1件も案内に
繋がった事が無いのにうちが預かっても同じなんじゃないか?
と言う気持ちもあり、期待もある中でお預かりした状況でした。
物件の状況
物件は築2年で新しい物件で、間取りは4LDK。室内天井は高く、圧迫感が全く感じない空間。
壁など白で統一感があり、清潔感ある空間。南向きでお日様もサンサンとあたる南向きの物件です。
駐車場も2台止められ、お庭も家族大勢集まってバーべキューをしたり、ホームパーティーをしても
狭さを感じない広さの物件です。
販売戦略
物件の特徴としてはリビングからウッドデッキ、その先に広い庭に繋がっている特徴がある。
誰が購入してくれるのかマーケティングした結果、広い大きさを好むのは
日本人より外国の方かと…ターゲットを外国人にしました。
外国の方は自宅に友人知人を頻繁に呼ぶ傾向がある。
物件の特徴をいかしてネットとチラシの打出しをすればニーズがあるのではないか。
ポータルサイトに物件紹介として載せる写真を特徴となる庭をメインにしました。
戦略の概要
駅から遠い立地の物件でしたがターゲットを外国人にし、広くて大きいイメージと築浅物件をアピール。
ポータルサイトのメインの写真をお庭の写真に、室内天井高も高いアピール作戦、コメントも
「南向きのお部屋でティーパーティー」と仲介として打ち出し。
売却結果
ターゲットを外国人方向けに打ち出した結果、外国のファミリーの方が購入して頂けました。
都内の不動産業者さんの客付けでしたが、何が良かったのか聞いたところ、リビングから庭が見ある事。リビングから
お庭で遊んでる子供たちを見渡せること、天井高が高くて体格が大きい主人からしたら圧迫感を感じない事、
この様な内容が購入に至った理由でした。
ターゲットを海外の方向けにしてなかったら、まだ売却に至らなかったかもしれません。
駅から遠い立地で、価格も相場より若干高めの設定でした。それを特徴捉えた写真を載せ、
仮説を立て打ち出したことが結果に繋がり売却になったと言う事です。
買って下さる方がいるから、お家が売れる。当たり前の事ですが、「売る」ことを「買ってもらう」ことにちょっとだけ見方を変えると良いのかもしれません。