中古住宅の断熱リフォーム、実はある場所の断熱性能を高めるだけでOK!

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断熱リフォームってどういうものをいうの?

今回は、「 中古住宅の断熱リフォーム 」についてお伝えしたいと思います。

 

コダワリをあきらめたくないけど…

私は、現在賃貸マンションに住んでいますが、ゆくゆくは家族が快適に笑顔で過ごせる住まいを持ちたいと思っています。
主人が住宅設計に関わり、私自身も住まいにこだわりがあるため、自分たちで設計する事も視野に入れたいところなのですが・・・・

土地探しから始まり、こだわりの仕様やピカピカの設備のお家を!となると正直、経済的にも労力的にも中々厳しいものです。
たとえ家を建てる事が出来たとしても、それが理想を満たしてくれる住環境になるとも限りません。(お家は3回建てて初めて満足ゆくものが出来るとも言いますから。)

かといって、新築の建売り住宅には、あまり興味を持てません。
多くの住宅メーカーが様々な商品を打ち出し、バリエーションは豊富にあるかもしれませんが、限られた予算で検討出来るものはどうしてもパターン化された画一的なものばかりです。
そうしたお家に住まうということは、自分たちのライフスタイルも住宅メーカーが作りやすく、規格化された型に合わせるものとなってしまう気がするからです。(考え過ぎでしょうか!)
最近は、元々一軒家だった土地に2軒の家を建て、庭付きの希望儚く、やっとのことで駐車場を設けるという様な狭小住宅も多いですね。

その点、中古住宅は建物の間取りや仕様のバリエーションが豊富で、積み重ねた時間が醸し出す味わいや風情があります。
今では中々出会えないこだわりの仕様や広さ、良い立地環境の物件に出会える事もあります。
広い収納スペースを持つお家が多い印象もありますね。リノベーションをしてちょっとした書斎になる!なんて夢も膨らみます。
もし理想の物件に出会うことが出来れば、建築費用を抑えながら少しずつ手を加え、理想の住まいを持つことも夢ではない気がしてきます。
また、中古住宅は既に存在するものですので、住空間を内覧させてもらい、雰囲気、居心地、採光の状態、周辺環境などをしっかり確認出来、納得の上で購入することが出来るのも魅力です。

さて、前置きがとてもとても長くなってしまいました!!

今回は中古住宅の「断熱リフォーム」についてです。

中古住宅の「断熱リフォーム」

もし、デザインや周辺環境に満足し構造も安心出来る、設備は少しづつ入れ替えて行こう!!と理想の中古住宅物件に出会えたとして・・・どうしても気になる事があります。

それは、 時を積み重ねたお家の断熱性能 」です。

特に新省エネルギー基準が制定された平成4年以前(築26年以上)に建てられたお家は、今の標準的な家とは断熱性能にかなりの差があります。
当時は規定も緩く、断熱材の使用量も心許なく、結果「 夏暑く、冬寒い 」といったお家が多くなってしまっています。

今は、次世代省エネ基準を元に厳しい断熱基準が設けられています。
その基準に合わせた新築住宅の断熱性能と比べると、どんなに気に入った物件だとしても「 購入を躊躇してしまうポイント 」になるかも知れません。

では、中古住宅の断熱性能を上げるためにはどんな方法があるのでしょうか。

中古住宅の断熱性能を上げる方法とは

これまでの話からいくと築30年の我が家を夏涼しくて、冬暖かい家にするためには・・・

 壁の中や床下、屋根裏に断熱材を入れなくてはいけないの?」
「建物を解体して断熱材を入れるなんて、大掛かりな工事で費用も時間も掛かるし現実的じゃないのでは?」
「一層、建て替えた方がいいのでは?」

などと思われる方も多いと思います。

しかし、  費用を抑えながら もっと簡単に中古住宅の断熱性能を上げることはできるのです!!

意外と知られていないことですが、家の中で多くの熱の出入りがある場所は窓なのです。
夏場、外から室内に侵入してくる熱を100パーセントとすると、開口部(窓など)から入ってくる熱は73%を占めます。一方、屋根からは11%、外壁7%、換気6%、床3%となります。
冬場は、家の中にある熱の58%が開口部から逃げて行きます。屋根からは5%、外壁15%、換気15%、床7%となっています。

夏の冷房時(昼)に開口部から熱が入る割合 73%                 å†¬ã®æš–房時の熱が開口部から流失する割合 58%

※ 参考:(一般社団法人)日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センターホームページ 「省エネ建材で、快適な家、健康的な家より」

「窓」からの熱の出入りは、面積の大きな屋根や外壁よりも多いのですね。

ということは、窓の断熱性能を見直す事で家自体の断熱性能が高まり、「夏暑く、冬寒い」家とはさよなら!より快適で心地よい住まいに進化させる事ができますね。
その結果、エアコン等のエネルギー効率も高められ、地球に優しく家計にも嬉しい省エネにもつながります。

 

窓の断熱性能を高めるための「断熱リフォーム」

窓の断熱リフォームには以下のような方法があります。

① 窓(サッシ)の交換
② 障子交換
③ ガラス交換
④ 内窓設置工事

少し判りづらいですね。窓についてですが窓は“サッシ”とも言われ、建物の本体(内外壁)に固定された「枠」と、その内側で開け閉めをする「障子」と呼ばれる部品でできています。
引き違い窓は壁に固定された「枠」に着いているガイドレールを「ガラスの付いた障子」が自由に左右に滑ります。「枠」と「ガラスの付いた障子」をセットで窓(サッシ)と呼びます。
では、①から④の詳細とメリット、デメリットを以下にまとめます。

①窓(サッシ)の交換
既存の窓を「枠」ごと取り除き、新たな枠+ペアガラス等の障子を取り付ける工事

枠ごとの交換になるので、隙間の心配もなく、既存窓がアルミサッシであれば、アルミに比べ1000倍熱を通しにくい樹脂のサッシに変えられますので、さらに断熱性を高められ結露も減ります。
一方、建物の本体(内外壁)にかかる工事になるので、時間が掛かり費用がかさむ点がデメリットです。

②障子交換
窓の「枠」は残し、「障子部分」だけをペアガラス等に交換する方法

建物の本体(内外壁)はいじらずに交換工事となるので、短時間で、コストも抑えられます。
障子のフレーム部分を断熱性能の高い樹脂製にすることができます。※既存窓がアルミサッシの場合、枠はアルミのままです。
一方、建物は長い間地震や強風にさらされるうちにひずみや変形を生じてしまいます。そうすると、建物に固定されている枠にも歪み等が生じていて既存枠と新しい障子の間に隙間が出来てしまう事もあります。

③ ガラス交換
障子のフレームから既存のガラスを外し、ペアガラス等にガラスのみ交換する工事

②同様、交換工事となるので短時間で、コストも抑えられます。
一方、ガラス部分の交換となるので、既存窓がアルミサッシの場合、枠と障子のフレーム部分はアルミのままですので、枠部分に結露が発生してしまうことがあります。

④ 内窓設置工事
今ある窓の室内側に、もう1つ窓を取付ける工事

樹脂製の内窓を既存のアルミサッシ等に取り付ける事で、二重窓の機能を果たし、さらに室内側の窓が樹脂製となるので断熱性が高まります。
内窓の枠位置やカラーも既存の窓に合わせられるので、見た目もすっきりしていますし、防音効果もあります。
工事も1窓辺り約30分〜1時間と短く、費用も①に比べリーズナブルです。

以上、中古住宅の断熱性能をアップする「断熱リフォーム」=「窓の断熱リフォーム」についてお伝えしました。

壁や床などをいじらず、お家を「夏涼しく、冬温かく」できる、手軽でコストも抑えられる窓リフォーム。少し気持ちが楽になりますね!
お家の断熱性能を高める事は、健康的に生活をおくる上でもとても大切です。ぜひ、ご参考いただけましたら嬉しいです。

窓の断熱リフォームの中でも、個人的に内窓の設置がお勧めです。「 内窓設置 」についてまだまだお伝えしたい事があるのですが、長くなってしまいましたので、いったん区切りたいと思います。

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