私を魅了してやまないヴィンテージ物件に住みたい!! Vol.2

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前回は「ヴィンテージ」物件について、その言葉のゆかりやどういう条件を満たすと(不動産の業界では)“ヴィンテージ”を名乗れるのかをお伝えしました。

http://よくばり売却.com/00136-2/

私は、ある年月を重ねた物件の中に自分にとってきらりと光る何かが有れば、それは自分にとっての立派なヴィンテージ物件になると思っています。

そこで今回は、私が住んでみたいヴィンテージ物件についてまとめてみたいと思います。

私は以前、少しの期間ですが某ハウスメーカーのリフォーム部門にいました。仕事柄、築20年から古いところでは50年を超えるお家を訪問する機会が良くあり、今では中々出会えないレアな間取りや建築の材料、造作を目にすることができました。その経験から、年月を重ねた建物の持つ魅力に気づき、ヴィンテージ感ある住宅に住むのも楽しそうだなと感じる様になりました。

そもそも、ハウスメーカーの住宅は、規格化されており工場で生産した部材を現場で組み立てるというものなので、職人さんの腕やセンスの善し悪しに左右されず品質が安定している反面、どうしてもオリジナリティーに欠けるという印象がありました。しかし、実際に色々なお宅に伺うと、ハウスメーカーの住宅でも年代によっては、外観が個性的だったり、室内のディテールにこだわった造作があったり、そこから地域性やその頃の流行が垣間見れ建築好きとしてはとても楽しかったです。地元の大工さんや工務店に造られたお家になるともっと個性豊かなものがありそうですね!

そして、築30年を超えると建替えや住み替えも視野に入ってくる頃と思いますが、建替えるのと同じくらいの費用を出してでも、思い出もあるし、立地もいいし、何よりこの家が気に入っているからと大規模リフォームを選択される方々とも出会いました。正直なところ、伺う前は建替えをお薦めした方がいいのでは?と思っていても、お家を拝見すると、すごくきれいに住まわれていて、建物には今の住宅にはない様な立派な材料を使われていたり、年月を重ねたからこそ醸し出す独特の空気感があり、このままこのお家に住み続けたいと考える気持ちに納得!!というお宅ばかりでした。

そんな数々のヴィンテージ感ある物件に触れる中で、こんな物件に住んでみたいと感じたものを3点に絞ってお伝えします。

 

私が住んでみたいヴィンテージ物件

木板張りの内壁

 

※出展(2枚目) ソリウッド・プロダクツ株式会社HPより http://www.soliwood.com/blog/2014/05/post-891.html

室内の壁に使われる材料と言うとクロスが一般的ですが、私は木の板張り壁に惹かれます。

ある築40年を超えるお宅を訪ねるとリビングが、杉板張りの内壁でした。その空間を見た時、年月を感じさせないくらい美しく保たれた状態に驚き、そして何よりその空間がとても新鮮に感じました。そのお宅は、トイレ以外、廊下も階段室も、全個室全てが杉の板張り壁でした。中でも特にリビングの空間は手入れされたお庭のグリーンと調和し、凛とした佇まいとなっていて、とても清々しい空間でした。

リビングなど良く過ごすお部屋だけでも壁を木の板張りにする事で、インテリアとしてもモダンな印象になりますし、何より天然素材なので調湿性能があったり、心を和ませてくれる効果もありそうです。メンテナンス面でも、万が一汚れが付いても拭き取りお掃除ができ便利です。

木の種類によっても、雰囲気に差が出てきそうですし、年月を重ねる事でいぶし銀のごとく風情も出てきそうです。

ロッジやカフェで目にする事はありますが、今敢えて取入れる事は技術的・コスト的にもハードルが高い様です。古いお家では比較的多く見かけますのでヴィンテージ物件を巡り、イメージ通りの空間に出会えると嬉しいです。

他にも今では希少な仕様として、フローリングの市松張りやヘリボーン張り、凝った造作、型ガラス、ガラスブロックを使った光取りの窓も憧れます!

 

広縁のスペース

※出典 縁側ナビHPより http://engawanavi.com/about/

広縁とは、幅の広い縁側の事で畳一畳を置けるくらいのスペースがあるものをいいます。ちびまるこちゃんがともぞうじいさんとひなたぼっこをしているような空間ですね。

築年数が経ったお家だと、和室文化の名残が残り、洋室と和室の続きのお部屋のお庭側に設けられていたりしますね。

最近のLDKで区切られる現代住宅では中々見かけなくなりました。

最近の住宅は、室内と外部が壁や窓1枚で隔たれる事が一般的ですが、広縁があることでワンクッション置かれ、そこは色々な機能を発揮する場となる気がします。

夏は直射日光をダイレクトに部屋に入れず、冬は断熱層となって暖かい空気を外へ逃げにくくしますので断熱効果に一役買います。

また、春のせっかく日差しが気持ちいい季節、私は花粉症のため外に布団や洗濯物を干せませんが、広縁があれば、気兼ねなく干す事が出来ます。雨や梅雨時も便利ですし、室内干しと違って来客があっても襖や障子で仕切れば目隠しすることも出来ます!

そして、ぽかぽかの日だまりの広縁で子供を遊ばせたり、お茶を飲みながら本を読んだりするのも楽しそうです。

 

○実のなる木のあるお庭

実のなる木があるお庭付き!というのもヴィンテージ物件の醍醐味だと思います。(いちじく、梅、柿、みかんなど・・)

剪定にセンスを問われるご立派な松の木などだったら少し戸惑ってしまいますが、小さな子がいるので、実のなる木があると毎年実がなるのを楽しみに暮らせそうです。

今、新築の住宅でお庭付きの広い物件にはそうそう巡り会えません。

逆に、中古の物件であれば比較的ゆとりのある物件が多く、風情のあるお庭付きというものも多いのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。

最後になりますが、やはりただ古いだけではヴィンテージとは言えません。

そこに住む人が家に愛着を持ち、メンテナンスを施し大切にする事で、その希少性が磨かれていく、そんなことがヴィンテージ感に繋がるのではと感じます。

今後空き家も増え、中古住宅の需要が増える中、そんな素敵なヴィンテージ物件がたくさん出てくるといいなと思います。

 

 

 

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