すぐに汚れる排水口…お掃除どうやってる?効果的な方法とは?
突然ですが、皆さんは“排水溝”と“排水口”の違いって知っていますか?
排水溝・・・家の外にある排水用の溝
排水口・・・家の中にある台所やお風呂などに必ずある排水が流れ出る穴
このように、発音は同じでも「溝」と「口」で機能は全く別ものです。
私は、主婦歴7年目ですが、今も排水口の掃除が嫌いです・・・(笑)
でもきっと、好きな人なんてなかなかいないですよね。皆さんもきっと、苦手だと思います(笑)
トイレもそうなのですが、毎日必ず使うところなので、見て見ぬふりはできないのが現実・・・。
そして、必ず汚れていくのも現実です。しかも、結構汚くなりますよね。
定期的に掃除していても、確実に汚くなるのがこの排水口。
皆さんも、日々のお手入れに苦労しているかと思います。
今回は、そんな排水口のお手入れを、①お風呂②台所のポイントで見ていきたいと思います。
①お風呂の排水口
お風呂場で生じる汚れには、以下のようなものがあります。
皮脂の汚れ、石鹸液、髪の毛、シャンプーやリンスを使用した際の水・・・
これだけのものが流れ出ていく場所、排水口。汚れるに決まってますよね。
壁やゴムパッキン部分などの黒い点は「カビだ!」とある意味わかりやすいのですが、お風呂に生じる汚れってカビだけではありませんよね。
例えば、
・ピンク汚れ
我が家でも、排水口の筒状の部分に付いてしまいます・・・。
あとは、ドア下のゴムパッキン部分などにも出現します。
皆さんもきっと見たことがある、あのピンク汚れ!あれは、お風呂場の環境ならではの汚れなんです。
実は、あれは酵母の仲間で”ロドトルラ”と言います。皮脂などの汚れをエサにしていて、湿っている環境で発生しやすく、増殖のスピードも速いとのこと。恐ろしいですね。
対処方法→とにかく温度と湿度を下げること。換気扇を回すと効果的です。また、換気扇を回す際は、窓やドアは開けないようにしましょう。換気の効果が減ってしまいます。もし浴室に乾燥運転の機能があれば、それを使うことも効果的。先ほど書いたように、ピンク汚れは湿った状態が大好きなので、乾燥させることが大切です。
・ぬめり
個人的には、ピンク汚れよりもこのぬめりがもっと嫌です!
直接手が触れるのは抵抗があるし、でもしっかりゴシゴシ洗わないとなかなか落ちないものです。
私達の体から出た垢や髪の毛、シャンプーやボディソープなどをエサにする微生物が原因で、このぬめりが生まれてしまうそうです。
垢や髪の毛、石鹸カスを出さないことは不可能なので、このぬめりを絶対に根絶することはできませんが、こまめに対処することでぬめりも最小限に抑えることができますよ。
対処方法→一番簡単なのは漂白剤!もちろん、ゴム手袋などをして直接ブラシやスポンジなどで洗うというのも効果がありますが、なるべく触りたくないという人は、漂白剤を垂らして数分おくことで、ぬめりはかなりきれいになります。でも、やはり髪の毛などの固体の汚れは、自分の手で取り除かないといけません。時間が経っていれば経っているほど、ぬめりは強烈になってしまうので、なるべくこまめに掃除をすることが何よりも大切です。
②台所の排水口
これも、主婦は絶対に毎日使う箇所です。
ここも放っておくと簡単に黒くなり、明らかに汚くなりますよね。
例えば、
・ぬめり
①お風呂の排水口でも挙げました。これも、微生物が原因です。なんと微生物の排泄物が固まったものだとか・・・恐ろしい話です。
一番大切なのは、やはり間をおかずにこまめにお手入れをすることです。
対処方法→キッチンハイターなどの塩素系漂白剤でもきれいになりますが、塩素系って使うのをためらう方も多いと思います。
そこで、おすすめなのが重曹+クエン酸!クエン酸は酢でも代用可能です。この組み合わせは、家庭内での掃除アイテムとして主婦の方ならよくご存知だと思います。私も実際この重曹+クエン酸ペアはよく使います。100円ショップでも簡単に手に入るので手軽!しかも効果は絶大ですよ。
詳しい手順は、
1.お湯にクエン酸を溶かす。
2.排水口に重曹をふりかける。その上に1のクエン酸を溶かしたお湯をかける。(→発泡する)
3.そのまま30分ほど放置してお湯で流す。
・水垢
シンクの水垢って本当にショックです。
我が家は白い人造大理石のシンクなので、水垢がかなり目立ってしまいます・・・最初にこの水垢に気付いたときは、もう落とせないかも!と焦りましたが、以下の対処で何とか落とせました。
対処方法→塩素系漂白剤をスプレーし、ラップやキッチンペーパーでふたをして密閉。数十分時間をおいた後、水でよく流す、という簡単な方法です。汚れが激しい場合は、歯ブラシなどでこすると落ちやすくなりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
排水口の汚れは、確かに嫌なものですが、こまめに掃除をすればそれほどストレスを感じるものでもありません。
日々のちょこちょこお掃除が肝心。漂白剤やクエン酸・重曹を常備して、清潔な排水口を保ちましょう!