家族の集まりやすいマイホーム計画!リビングの間取りがポイント!
(会いたいけどストレス……)
毎年ある時期になると、大掛かりな模様替えやら掃除などするものです。
それがつまり、日本では大抵、夏期休暇や冬休み等の時期ですね。
皆が休暇になり、実家や親戚の家に帰省する方も多いことでしょう。
行くほうも気を遣うでしょうが、迎える側もそれはそれは準備のいる大変な作業です!
家具を移動させたり、掃除や布団干し等々、準備万端にしておきます。
そして、最後に気になるのが、大人数で食事をしたり、テレビを見たり、家族の思い出話しをしたり…
大切な心の交流をするためのリビングの調整ですが…
そう、ここが上手くいかないと、すべて台無しになってしまいます!
普段はとりあえず食事ができればいい場所と化していている…
しかも予算の関係もあり間取りも適当になってしまっていた…
こんなリビングの悩みを抱えている御家庭も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、家族が集まりやすい間取りをいくつかご紹介したいと思います。
日常の家族の交流や、年に何回かある大人数で過ごす時期に対応するためどういう間取りがいいのか?
こういった点を考慮してみましょう。
普段の生活で必要な交流ができるリビング
(これなら子供の様子が毎日わかって安心♪)
家はやはり、毎日を快適に過ごさなければなりません。
そのためにも親子の交流は大切にしたいものです。
しかし最近は習い事などで忙しい子供も多く、親が工夫しないと子供と有意義なコミユニケーションをとることは出来なくなっていきます。
でも、一旦部屋に入った子供を、会話するためだけに部屋から出すのはできません。
そこで役立つのが、子供や家族が集まりやすいリビングです。
まず、子供が学校や塾から帰宅したら必ずリビングを通らないといけない間取りにします。
リビングは南向きになることが多いと思いますが、マンションなどでは南面を広くとれないこともありますよね。
そんな場合は間口の狭い縦型リビングがおすすめです。
この形の間取りだと南面にもう一つ部屋があることが多く、それを子供部屋にします。
リビングの隣の位置なので、帰宅したときは必ずリビングを通ります。
そのままリビングで、ママに飲み物やおやつを出してもらって、自然な流れでその日あったことなどをお話できます。
対面キッチンなら、炊事をしながら子供と話すこともできてなお良しです。
これを毎日繰り返していると、自然な親子のコミユニケーションは型となり、親子間の断裂なんてことはありません。
この縦型リビングは、キッチンが奥まっていて暗いというデメリットがあるのですが、照明を工夫したりすれば解決できそうです。
家族交流を優先されたい方にはおすすめの間取りです。
休暇の時期に親族が集まりやすいリビング
(ベランダに出て気分転換♪)
盆暮れ正月の時期になると家族全員プラス親族一同が集まる、これが決まっているのであればリビングの間取りは非常に大切です。
まず、皆が集まることをシュミレーションをしてみましょう。
たくさん会話が出来るのか?会話が途切れてしまい、気まずくなりやすいのか?
何か作業しながらでも楽しく自然にコミユニケーションが取れるのか? などなど…
親族というのは、他人よりも難しく感じるときもあるものです。
ですから、いかに居心地よく、楽しく自然な形で集まり寛げるのかをポイントに置くのが重要です。
そこで一役買ってくれるのが、やはりリビングと言えるでしょう。
会話が途切れてしまう、寛げないということを避けるには、横型リビングが良いでしょう。
横型リビングの特徴は、窓が広く庭やベランダを眺められ、部屋からすぐに外に出られるようになっています。
大人数が集まるときは窓を開けてテラスとリビングを一体化させ、まるでアウトドアのように焼き肉やバーベキューを楽しめるかもしれません。
横型リビングなら、キッチンは比較的奥まってはいないため、会話も作業もしやすく大人数が動きやすい動線です。
そして、個々の部屋とは分かれていることが多いので、プライベート空間を守りながら、リビングで皆が寛げる空間を訪問者に提供できるのです。
もちろん、メリットがあればデメリットもあります。
横型リビングは窓一面を取っている間取りのため、壁面が少なくなるということです。
壁面に沿って配置する家具のスペースが限られてくるので、最初の時点で備え付け収納などを上手に配置すると良いでしょう。
まとめ
(狭いけど大いに貢献♪)
家族が集まりやすい間取りにするには、リビングが大きなポイントです。
リビングは人が集まりやすい空間にするため、快適に自然に家族との距離が縮まる間取りを考えます。
最初の設計の時点で、家族構成やライフスタイルをよく考慮しましょう。その後の何十年の家族の絆が変わります。
イメージしながら楽しくマイホーム計画されてみてくださいね!