実は小さな家の方が暮らしやすい?新しい住まいの考え方!

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ここ数年、マイホームを持つことが視野に入ってきたこともあり、住まいの大きさ(広さ)についてよく考えます。

一軒家を持つのであれば吹き抜けのある広々としたリビングにお庭付きがいいな!などと、いかにもハウスメーカーのCMに出てきそうな素敵な家が頭に浮かぶのですが、それと同時に本当にそうだろうか?と疑問も残ります。

というのも、このご時世、便利で環境も良い立地を探すとなると高値で狭い土地ばかり…広々とした住まいは現実的ではありません。

例えお庭付きで広々とした大きな住まいを持てたとしても、共働きで平日の昼間はほとんど家に居ることができない現実、子育て等で慌ただしい毎日の中、お庭や広い家を管理することも負担になりそうです。

また、わたしの両親の建てた実家は2階建てで子供の数だけ部屋のある広い家ですが、子供たちが独立したあとは1階中心の生活で、2階は空き部屋になっています。
けれど毎日の換気やお掃除は欠かせず管理が大変そうです。

ハウスメーカーなどが打ち出す規格化された間取りや材料の住宅を“住まいの標準”と考えがちです。

しかし、その標準とされる広さや間取りは本当に私たちの心地いい暮らしにフィットしたものなのだろうか…少し疑ってみてもいいのかな…そんな風に感じます。

小さくても、暮らしのサイズにあったコンパクトで効率のいい空間、常に家族の気配を感じられるつながりのある空間、そして家族構成の変化にも対応できる柔軟性のある空間、本当に求めるのはそんなお家なのかもしれません。

最近は、マンションや狭小住宅なども主流になり、コンパクトな住まい方も広まってきましたよね。

狭小住宅の場合、経済的な理由や土地の狭さなど色々な制限の中で、小さな家にならざるを得ない場合がほとんどだとは思います。

でもそこから一歩進んで、ライフスタイルを見つめて、自分たちに合うコンパクトで快適に過ごせる“小さな家をあえて望むケースも増えているようです。

今回は、そんな小さくても快適にすごせる小さな家についてお伝えします。

小さな家とはどんな家?

まず小さな家とはどれくらいの広さの家をいうのでしょう。

比較のために全国の平均床面積をあげますと、「2017年度フラット35利用者調査」によると2017年度に建てられた注文住宅の戸当たり床面積(全国平均)は、128.2㎡(前年度129.4㎡)となっています。

小さな家の広さの定義はありませんが、ファミリータイプ3LDKのマンションの広さが70~80㎡が多いことから、戸建てで80㎡以下だと小さな家と言えるでしょう。
もう少し範囲を広げて100㎡以下のお家も小さなお家と言えるでしょうか。

小さな家といっても、単純に大きな家をそのままの間取りで縮小させている訳ではありません。
そこには、限られたスペースを有効に使って、快適に過ごすための様々な工夫が施されています。

その結果、大きな家よりもかえって快適に、そして家族のコミュニケーションがより取りやすい魅力的な住まいになることもあります。

では、そんな小さな家の特徴とはどんなものなのでしょうか。

コンパクトな住まいの特徴

1.家造りは建築家に相談

会社にもよりますが、ハウスメーカーの家は規格化されたもので、ある程度決まった仕様の中から部材等を選択していきます。
とても合理的で施主側も家造りが進めやすいですが、それ故に土地の特性などはあまり生かされない場合が多いようです。

特に狭小地においては、採光や通風への配慮、間取りの工夫、それをかなえる発想や技術が必要になるため、そういった力のある建築家との家造りが理にかなっています。

ハウスメーカーは工場である程度組まれた大きな部材を現場に運んで施工するので、狭小地には搬入が困難、隣家が敷地に迫り過ぎていて建て方が難しいなどの理由で余計にコストがかさんだり、仕事を受けてくれないケースもあります。

2.廊下が少ない

一般的な住宅ですと、廊下によって各室を分けています。

一方、小さな家の場合は建坪が小さくなるので、垂直方向に間取りが考えられます。
例えば、1 階が寝室+水回り、2階がLDK、3階が子供部屋など。

階段を上がった先にワンルームが広がる感じです。
つまり階段が廊下の役割となるので、廊下の面積が少なくなりその分スペースを増やすことができます。

3.箱形

出典:SUBACOより https://suvaco.jp/room/zfZDI4ENVl

箱形とはその名の通り、切妻屋根などのないキューブ状のデザインの家です。
現代的でおしゃれに見えますし、近年人気ですよね。

箱形にすると建物に凹凸が少ないため、デッドスペースがなく居住スペースを広く取れるので、狭小地に建つ家にはもってこいの形です。

施工もシンプルになりますし、外壁の面積も抑えられるためその分コストを抑えることができます。

小さな家造りに見られる工夫

コンパクトな家は、あえて広い土地に建てることも稀にあるかと思いますが、大抵は2、3方を隣家に囲まれた狭小地に建てることが多いですよね。

そのような厳しい制限の中で広さを確保しながら、光や風を取り込み、機能的な間取りを計画するのはとても難しいことです。

そのためにはどんな工夫がされているのでしょう。

  • 中庭やトップライト、窓の配置


出典:SUBACOより https://suvaco.jp/room/tTEtQP0588

面積に限りがあるとお庭をつくるのが難しくなりますよね。
そんな場合でも、住まいに中庭を設けると自然を感じさせてくれる癒しのスペースとなりますし、光や風を取り込み室内を明るくし、解放感をもたらしてくれます。

また、隣家に囲まれて窓を設けにくい場合でも、トップライトをおいたり採光が可能な面の外壁に規格外の大きな窓を設けたりすることで、採光を確保できる上に建物の個性にもつながります。

  • スキップフロアや吹き抜け

スキップフロアとは、床の一部に高低差を設けて数段の階段でつなげる空間の取り方です。
いわゆる「中二階」などのことですが、同じ空間に視界が平坦に通るよりも高さを変えるスキップフロアは、空間を視覚的に広く見せる効果があります。

また、吹き抜けを設けると光をより多く取込め、開放感があり広々と感じる事ができます。

  • 一部屋に複数の機能を持たせる

例えば、普段はLDK+和室(または寝室)をワンルームとして広々使い、来客時や1人で集中したいときは間仕切りやロールスクリーンなどで仕切り、個室空間を作れるようにします。

また、ダイニングに書斎を兼ねたり、リビングや和室の一部を子供部屋として使うなど、1つの空間でも色々な使い方をすることで、狭いスペースでも有効に空間を使うことができます。

 

少し長くなってしまいましたので、今回はここまでです。
次回は続きの小さい家のメリット、デメリットについてお伝えします!

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