かつての日本の暮らしにヒントが!シンプルですっきりな暮らし!Vol 2

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前回は、最近の断舎離ブームの裏で見られる「住まいにものが溢れてしまう現象」は、単に私たちの暮らしが豊かになったからという理由だけではなく、現代の住宅の空間構成やライフスタイルの変化にも大きな要因があるのでは!?という視点でお伝えしました。
ただでさえ狭い現在の日本の住まい…。
その限られたスペースをLDKなどの用途に分け、かつそれぞれに収納を設けると、必然と一つあたりの収納スペースは狭くなり有効に使いにくいものとなってしまいます。
この困りごとの解決方法として、そしてシンプルですっきりした暮らしを適える方法として、かつての日本の「しつらい」というコーディネートの考え方がとても役に立ちそうだというお話をしました。

今回はその続きになります。

 

ものが溢れる原因は、収納が細分化されて使いにくくなっていることだけではありません。

ライフスタイルの変化に伴い、リビングに家族の色々なものが集まりやすい状況になったことも考えられます。

・共働き世帯が増え、コミュニケーションの時間を確保するため家族がリビングで過ごす時間が長くなった
・子どもにリビング学習をさせる家庭が増えた
・働き方の多様化に伴い、自宅(リビング)で仕事をする人が増えた!  など

つまり、収納スペースが細切れに分散している現状で、ものの集まる場所がリビングに一極集中状態なのです。

そこで、今回は次世代収納としても注目されていて、中世日本のしつらいの美学にもリンクする「バックヤード収納」についてお伝えします。

今注目のバックヤード収納とは?

バックヤードとは、
・店舗内で、売り場ではない場所
・倉庫や作業場、調理場
などの意味で用いられます。

家の中でバックヤードに当てはめるとすると、ウォークインクローゼットやキッチンパントリーでしょうか。

でも「バックヤード収納」とは、それらともどこか違います。

特徴としては、
・リビング、キッチン、寝室、洗面、廊下など、数箇所からの出入りが可能で、色々なところからアクセスしやすい
・特定のものに限らず何でも収納を出来る
などがあげられます。

ハウスメーカーなどの標準モデルではまだあまり見かけませんが、オーダー住宅ではこのバックヤード収納を取り入れた住まいが多くなっているように感じます。

整理収納アドバイザーとして活躍されている方たちなど、収納上手と言われる人は住まいにこのバックヤード収納を取り入れている方が多いようです。

そのスタイルも様々ですので、いくつか事例をご紹介します!

バックヤード収納の多彩なスタイル!!

<リビングの一画に間仕切壁を設け裏側を収納スペースとする>

出典:https://sfc.jp/ie/lineup/comama/

こちらはリビングクロークとも言われ、リビングの一部にあえて大き目の壁を設けて視線を遮り、その向こう側を収納兼自由空間にしています。
間仕切り壁の裏側はオープンな収納棚になっており、アイロン、配線の絡まりやすいPC関連、子どものランドセル、おもちゃなどリビングの落ち着きをなくさせるようなアイテムを一挙に引き受けます。
また、家事、学習、お仕事に集中できるスペースにもなっています。

<階段下収納>

出典:SUVACO

階段は住まいの中でも中心にくることが多く、階段下にバックヤード収納を設けることは導線もよく有効です。
上階のものも下階のものも様々なものを置くことができます。

<通り抜けバックヤードスペース>

出典 https://suvaco.jp/room/RBa3CNUve2

こちらは、家の中心にファミリークロークとして大きな収納スペースを配し、お部屋間を通り抜けることも出来る便利な収納スペースです。

<あえて一室をまるごと収納スペースとする>

出典:https://roomclip.jp/photo/EEPr

マンションなどによく見られるのですが、5畳ほどの居室を丸々収納スペースとして使用する方法です。
一見空間の使い方としてもったいない印象を受けますが、なんとなく物置にするのではなくしっかり計画立てれば、家全体がすっきりと片付けられたシンプルで快適に過ごすことができそうです。
例えば、お子様がまだ小さくて家族のそばで過ごすことが多い間、将来的に子ども部屋となる場所を本格的な利用時期まで収納スペースとするなどです。

 

そして、次に考えたいのが収納に使用する家具です。

カスタマイズできるユニット収納を活用しましょう

収納するものはライフスタイルの変化によってかわります。
よって、それに応じて収納家具の形が変わらなければ、気づくと使いづらいものになっている場合もあります。
かといって、そのたびに収納家具を買い換えていたのでは経済的にも地球環境的にもよくありません。

そこで注目したいのが、用途によってその形をカスタマイズできるユニット収納家具です。

今は実用的で将来の用途が変わっても対応できるような収納ユニットがたくさん出ています。

代表的なものを一つご紹介します。

無印良品のユニットシェルフ

こちらは、パーツを組み立てて、スペースや用途に合わせて収納家具をつくることができます。
将来的にパーツを追加することで横に広げたり、棚を増やしたり減らしたり、ハンガーラックをつけたり…と、自由にカスタマイズすることができとても便利です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

現代の住まいの「各室収納」は一見便利そうです。

しかし、せっかくのスペースを有効に使いきれていない現実。
ものを管理できない原因も、収納スペースを細切れにレイアウトしてしまっているからといっても過言ではないかもしれません。

かつての日本の暮らしにあったような、大きな収納スペースを設けそこから必要なときに出し入れする、そして収納するものの形に合わせて収納家具をカスタマイズをすると、ぐっと暮らしやすくなるのではないでしょうか。

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