環境保全や家計節約のために行動しよう!今すぐ実践できるごみの減らし方
だんだんと本格的な夏が近づいてきた今日この頃。
この時期は、生ごみがすぐに臭うようになりますよね。
私たちが生活する上で、ごみの排出を防ぐことはできません。
料理をすれば必ず生ごみが出ますし、洋服や雑貨を買えばタグや包装紙は捨てることになります。
こうしたごみ、毎日あっという間に溜まっていきますよね。
ただ、私たちには、ごみを全く出さないようにすることは無理でも、ごみを減らす努力をすることは可能です。
今回は、暮らしのごみを少しでも減らす方法をテーマに、お話していきたいと思います。
ごみを減らすメリットとは
もちろん、環境保護につながるのですが、それ以外にも以下のメリットが挙げられます。
・ごみ袋代の節約
⇒自治体によっては、ごみ袋が優良の場合もありますよね。
ごみが増えれば、当然その分のごみ袋代も増えてしまうことになります。
毎日のことなので、経済的な負担としては大きな額になってしまいかねません。
・ごみ捨ての手間の軽減
⇒家の目の前にごみ捨て場がある場合ならまだしも、離れた場所にあることも少なくありません。
我が家の場合は、ゴミ捨て場が家から数10メートル先にあるため、雨の日にごみ袋をいくつも持って捨てにいくのはなかなかに大変。
休み明けの最初のごみの日などは、日によってではありますが、ごみ捨てに往復しなければならないこともあります。
常に、ごみがひと袋で済めば、その手間や負担も軽減されますよね。
ごみの発生抑制‟3R”とは
皆さん、3Rという言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
これは、ごみを減らすための行動を表す英単語3つの頭文字を取ったもの。
Reduce・・・直訳すると「減らす」という意味であり、ごみの発生抑制を指します。
当たり前ですが、ごみは何か存在した上で発生するものですよね。
なので、そもそも不必要なものは購入しないようにする、すなわち無駄を減らそうということを意味しています。
スーパーに行き、‟セール”や‟特売品”などといった札が付いていると、ついついまとめ買いをしがちです。
でも、買う前に「本当にこれは必要か」をよく考えることが大切です。
また、野菜や果物ではばら売り、肉などでは量り売りもあります。
そういった買い方を取り入れると、本当に必要な分だけを無駄なく購入することができ、おのずと生ごみの発生を抑えることにつながります。
Reuse・・・直訳すると「再利用する」という意味であり、捨てずに工夫して再利用することを指します。
例えば、食材が余ってしまった場合、「どうせもう食べないから」とすぐに捨てずに、うまく工夫して別の料理に使ったり、使いきれないときは冷凍してストックし、後日調理したりと、食材を再利用することを意味しています。
Recycle・・・そのまま、「リサイクル」するの意味で、つまりは資源として生まれ変わらせることを指します。
特に生ごみの場合、腐ってしまうのも早いため、すぐにごみになってしまいます。
でも、生ごみは‟食物資源”にもなり得る存在。
生ごみ処理機で処理すれば、堆肥としてリサイクルすることも可能です。
自治体によっては、生ごみ処理機を購入した人に補助金を交付する制度を取っているところもあるくらい、生ごみの再資源化は全国的にも注目されています。
買い物中に実践できるごみの減らし方
私たちが日々しなければならないことと言えば、買い物です。
食料品に限らず、日用品も買いにいかなければなりませんし、全てをネットショッピングで済ませない限り、買い物は必ずしなければならない活動です。
そんな買い物中、私たちのちょっとした心がけでごみを減らすことも可能なのです。
例えば、最近よく言われる「過剰包装」。
何かを購入した際、お店や買ったアイテムによっては、二重に包装する場合もありますが、それを断ることで家庭ごみを減らすことが可能です。
また、細かいことかもしれませんが、レシートも不要ならばもらわない方がごみを減らすことにつながります。
あとは、詰め替えタイプの購入、使い捨てタイプは買わないなどと言ったちょっとした心がけだけでも、日々のごみを減らすことができます。
そして、最近のスーパーでは、肉や魚のトレイ、ペットボトルなどを回収しているところも多いですよね。
例えば、イオンでは、ペットボトル5本につき1WAONポイント、古紙1㎏につき1WAONポイント、紙パック10枚につき1WAONポイントが付与されるなど、私たちのリサイクルによってポイントをためられる運動も行われています。
環境を守ることにつながることはもちろん、家計にもうれしいと言える運動ですよね。
「ごみ」に対する意識を変えよう
初めはお金を出して買ったものなのに、不要になった瞬間それは「ごみ」になってしまいます。
でも、それは私たちの意識ひとつ。
何も考えずに、ただ「ごみ」として捉えるのではなく、まだ価値ある何かとして使える可能性があるかもしれないと考えることが、大切な心構えかもしれませんね。